もうやめた!

もうやめた!

今日は昨日の続きのお話をしましょうか。実は僕が12年前に始めたビジネスと今のビジネスは大きく異なります。2012年、私は中古品の転売から事業をスタートさせました。当時はYouTubeも今ほど普及しておらず、スマートフォンも半数の人しか持っていない時代。個人でビジネスを始めるなら、物販しか選択肢がありませんでした。

中古カメラの転売で月に100万円ほどの利益を上げ、そこから事業を拡大。物販プレイヤーのための商品保管・発送代行ビジネスを始めました。アベノミクスの影響や海外向け輸出需要の高まりもあり、2年目で年商1億円を突破することができました。

しかし、世の中には流行り廃りがあります。同じことをし続けていては、必ず右肩下がりになる時期が来ます。実際に物販関連の事業に翳りが見えてきたタイミングがありました。

そうコロナの流行です。当時海外向けの物流がストップしてしまい、僕自身も僕のクライアントも行き詰まってしまった時期がありました。なんとか危機は乗り越えることができたのですが「このままではマズい」と思い、2021年頃から動画関連事業を立ち上げ始めました。

物流事業は、物理的な場所や大量の人員が必要で、マネジメント能力が問われる場面が多くなっていました。近年の人手不足や人件費上昇は、経営者にとって大きな課題です。電気代や運送料金の値上げも相まって、人を雇用してビジネスを展開することの難しさを感じていました。

コロナ禍で一時的に人材が集まった時期もありましたが、2024年の現在、再び深刻な人手不足に悩まされています。このまま人員を増やし続けていたら、間違いなく経営は苦しくなっていたでしょう。

2024年現在の主力事業は、動画マーケティング、プロモーション動画の制作、そしてAI動画クリエイター育成講座の運営です。現在は少数のスタッフと外注を活用することで、ビジネスを効率的に回しています。

皆さんも、自身のビジネスが時代に合っているか、常に見直す習慣をつけてみてはいかがでしょうか? 変化を恐れず、新しい技術や手法を取り入れる勇気が、ビジネスの長期的な成功につながります。