またクビにしました

またクビにしました

今年の3月にClaude 3が発表になって、その日本語生成能力の高さに、界隈は騒然となりました。AIが作成した文章だけで、ブログの記事とか余裕で書けるようになってしまいました。なので、うちの会社ではライターの外注さんの仕事を別の業務に割り当てたりしました。もう単純なテキストのライティングでは、外注さんはいらないってことになりました。

そこから2か月経って今は5月ですが、GoogleのGemini?1.5?Proとか、OpenAIのGPT4oなどが発表されて、さらにテキストのライティング能力が上がりました。その結果、校正とか文章の修正においては、人の手が完全に不要なレベルに達してしまいました。

そうすると文章の校正とか最終チェックをしていた外注さんも、もはや必要ないんじゃないかっていうレベルになってしまったんですね。端的に言うとクビです。弊社のスタッフも空いた時間で他の作業が出来るようになったので、会社経営する立場としてはかなり助かっています。

もちろん、クビにされてしまった側の方にすると気の毒かもしれませんが、残念ながらビジネスの世界は時代の変化に対応しきれない人は退場するしかありません。慈善事業で仕事を発注するほどの余裕は僕にも有りませんので…

しかし今回クビにしてしまったライターさんも、もう少しAIを活用してくれれば継続して発注することが出来たんですけどね…もしくは僕がコンサルしてあげられれば良かったんですが「AIを使うなんてとんでもない!」と頑固な方だったので仕方ないですね。

例えばAIはブログ記事だけでなく、SNS投稿文、広告コピー、動画のシナリオなど、様々な形式の文章作成に対応できます。ライターさんはAIを活用することで、従来よりも幅広いジャンルのコンテンツ制作に挑戦できるようになり、自身のスキルや経験を活かせる場を広げることができるでしょう。

またAIが生成した文章をそのまま公開するのではなく、人間の目で最終的なチェックや編集を行う役割は今後も重要です。ライターは、これまでの経験で培ってきた文章力や編集スキルを活かし、AIを使いこなす編集者やディレクターとして活躍することができるはずです。

AIはあくまでツールであり、それをどう活用するかは私たち人間次第です。変化を恐れず、AIを積極的に活用していくことで、新たな時代を切り開いていけると僕は信じています。

追伸:

AI時代にクビにならないフリーランスになるためには、やっぱりAIに日常的に触れることが一番大事かなと思います。技術的に小難しいことは抜きにして、まずAIと友達になるのが大切かなと。