SNS運用代行の闇

SNS運用代行の闇

以前「営業代行の闇」というお話をしましたが、その時に「SNS運用代行の闇もありますよ!」と告発(?)を頂いたのですが、安心してください。僕もちゃんと経験しています。

また僕の知り合いにもSNS運用代行をしている方がたくさんいるのですが、今回は忖度なしで、SNS運用代行の闇を暴露していきたいです。大前提として、僕は正直そんなにSNS得意な方ではないです。なのでSNS運用代行者さんに、アカウントの運用をお願いしたことが何回かあります。

結論から言いますと、その全てが上手くいきませんでした。最初に代行を依頼したのは、Twitterの運用を1アカウント月額5万円でお願いしていました。月5万円ということで、現在の相場からすると大分安い方だとは思います。

当時は、まだTwitterがイーロンマスクに買収される前の話ですし、ビジネスにSNSを活用している人が多くなかった頃です。TikTokも存在していないですし、Instagramはまだ若い子がインスタ映えする写真をアップするだけの場所だった頃のお話です。

アカウントのマネタイズとしてはアフィリエイトなどがメインだったのですが 、非属人アカウントなので、誰が運用しても成果が大きく変わることは理論上は無いはずなんです。

ただ蓋を開けてみると、僕自身が運用するアカウント(非属人)と僕の会社のスタッフが運用するアカウント(非属人)、そして外注の運用代行が運用していたアカウント、この3つの売上が完全に成果が分かれました。

運用代行の方は月5万円の運用費を払って、そこから売上が月に数千円しか上がらないみたいな感じで、運用代行は完全に赤字でした。同じようなアカウントのコンセプトで、非属人のアカウントで、なんでこんなことが起こるかが謎すぎて当時は夜も眠れなかったほどに悩んでいました。 当時はツイート毎のインプレッションが可視化されていなかったので、詳細な解析はできなかったのです。

そこで僕が立てた仮説が「やる気と熱量とパワー」が影響しているということです。非言語の領域というか完全にスピリチュアルな話にもなってしまいますが、理論的には説明できない状況でした。

僕自身や僕の会社の社員が運用するアカウントは、やっぱり熱量が違うわけですよ。当時は今みたいにパワハラに関してもうるさくなかった時代なので「このアカウント伸びなかったら●すぞ!!」ぐらいの勢いで社員に指示出していました。(今だったら完全にアウトですね・・・)

一方で、運用代行の人には「伸びなかったら●す」とはさすがに言えないじゃないですか。(それでも大分詰めましたけどね)あとは「やる気と熱量とパワー」よりもう少し科学的というか、数値として仮説立てられるものとしては「自分でTwitterを開く頻度が関係しているのではないか説」ですね。

運用代行さんは、作業に必要な最低限の時間以外は、Twitterにログインはしていないと思います。一方で自分で運用しているアカウントだと、反応やインプレッションが気になって、1日に何度もログインして確認しますよね。

なので、完全に僕の主観でしかないのですが、ログイン頻度の差もアカウントの伸びに関わってくるかもしれないです。ただし、明確なデータはないですが。。。そういう細かいところの積み重ねが影響していって、運用代行に任せるアカウントっていうのは伸びにくいのではないかなと思います。

追伸:今回は月5万円でTwitterの運用代行をしたときの話でしたが、実は月5万円の10倍以上を払って運用代行をお願いしていたこともあって、その時の話の方が闇深いです。