しまむらがAIモデル採用した本当の理由

しまむらがAIモデル採用した本当の理由

ファッションセンターしまむらで知られる、洋服を売っている「しまむら」ですが、AI製のモデルを採用したということで話題になっています。実際にこの画像を見て欲しいのですが、この「ルナ」というキャラクターが、AIによって作られたモデルなんです。

しまむらの公式AIモデルとして、プロフィール欄には20歳の専門学生という設定も記載されています。これまでであれば生身の人間のモデルを起用するところだと思うのですが、今回しまむらがAIのモデルを採用したのにはこんな理由があります。

まず、生身の人間を採用する場合には、スケジュール調整や報酬の支払い、契約内容の確認など、多くの手間がかかります。収録した動画素材の使用範囲など、細かい取り決めが必要になります。

その点、AIであれば、生成するだけなので、パソコンで完結します。スピード感という意味でも大きなメリットがあります。実際に「しまむら」の広報は、人間のモデルだと「撮影から広告にするまで時間がかかる」「スピード感で課題があった」という課題があり、AIなどの最新技術を活用することは非常に効率的だと述べています。

正直なところ、AIモデル採用については賛否両論あります。私自身はAI推進の立場なので賛成派ですが、否定的な意見があるのも事実です。
「AIだとわかって見ると、どうしても粗探ししてしまう」

「生身の人間に比べて不自然」

「不気味」

といった意見は当然の反応でしょう。

しかし、今後AIモデルが普通になったらどうでしょうか?

精度が上がっていくのも時間の問題ですし、そもそもAIが生成したモデルが普通になる世の中が数年後には来ているでしょうね。